やってみてわかった母乳育児の大変さ。今思うこと。
こんにちは。初めての育児に奮闘中のチムです。
妊娠中から色々調べて、出産したら母乳育児をしたいとずっと思っていました。
そして母乳育児なんて簡単に誰にでもできることだと軽く考えていました。
甘かったです。8ヶ月間、母乳、おっぱいに関することでめちゃくちゃ悩むことになりました。
母乳育児で悩んだこと
- 母乳が足りない
- 赤ちゃんがうまく飲めない
- 突然の授乳拒否
- どうやってもとれないしこり
- 乳腺炎
母乳で育てたかった理由
- 免疫物質がたくさん含まれている。
- 呼吸器、消化器の疾患が減ることが報告されている。
- 栄養満点。
- 食物アレルギーを起こしにくい。
- SIDS(乳幼児突然死症候群)の発症率が低いとされている。
- 赤ちゃんとのスキンシップがはかれ、情緒が安定する。
- 経済的。衛生的。どこでもすぐに授乳できる。
- 母の健康にもいい。(子宮の戻りが早い。乳がんになりにくい等)
メリットいっぱい!・・と思い、妊娠中から病院で教えられた乳頭や乳輪部のマッサージに燃えていました。
母乳が足りない
妊娠中の努力はなんだったのか、母乳の量が少なすぎて産後テマリ(娘)の体重は落ちていくばかりでした。
産後3日目に、病院からミルクを足すように言われました。
完全母乳を目指していたので若干ショックでしたが、そんなことも言ってられず混合に・・。
でもどうしても母乳のみで育てたくて、2ヶ所の産院の母乳外来に通い(産院ハシゴする人とかいるのだろうか・・)おっぱいマッサージを受け、水分は1日2リットル以上飲み、母乳がよくでるというお茶を飲み、1ヶ月半で混合から母乳のみになりました。
もう途中から意地になってました・・。諦めなければなんとかなるもんです。
赤ちゃんがうまく飲めない
これもだいぶ苦労しました。
ネットには、乳輪全部が赤ちゃんの口に入るように・・みたいに書かれてますが、入るか~!!と思っていました。
いや、私の乳輪がでかすぎるとかではなくて、赤ちゃんの口が小さすぎてどうしてもうまくくわえさせることができなかったのです。
今では、授乳スタイルになるとパカーンと大きな口を開けて待ってくれているのですが、産後1ヶ月は本当に難題でした。
変な飲ませ方をすると、浅飲みになって乳首が傷ついて吸われると声がでるほどの激痛。もう授乳の時間が苦痛で仕方なかったです。
でもそれも赤ちゃんが成長するとともに上手になってくるもんですね。
これも産後2ヶ月ほどの悩みで解決しました。
突然の授乳拒否
これは産後数週間後のことだったのですが、乳首をくわえさせると号泣。体をそらして完全に授乳拒否・・という時期がありました。
おそらく、その時期は母乳とミルクの混合で哺乳瓶を使っていたので、哺乳瓶の乳首と母の乳首で「乳頭混乱」を起こしていたのだと思います。
「乳頭混乱」とは、哺乳瓶では飲んでくれるのに乳首からの母乳は飲んでくれない状態です。
哺乳瓶は少しの力で楽にミルクが飲めます。でもおっぱいは上手に飲めないし、吸う力もいるから大変・・ということで母のおっぱいを拒否してしまうようです。
もうショックで1人でシクシク泣いてました。
可愛くて仕方のないわが子に思いっきり拒否されるのは、なんとも言えない気持ちになりました。
もう母乳育児やめようかな・・テマリもミルクのほうが好きそうだし・・。なんて言うと思うかーー!!私、諦め悪いんです。
すぐに色々調べて、ピジョンの母乳相談室という哺乳瓶の乳首を発見。
ママのおっぱいを研究して作られたもので乳頭混乱を起こしにくく、授乳の訓練にもなるらしく、なんと素晴らしい乳首!と思い、すぐにネットで購入しました。
商品が届く前には、なんとか自力で授乳拒否地獄から抜け出してはいたのですが、それからは母乳相談室を使うようになり、乳頭混乱を起こすことはなくなりました。
母乳実感という商品もあるようですが、私が使ったのは母乳相談室です。
母乳相談室はネットか産院でしか購入できないようです。
どうしてもとれないしこり
これです。私を1番苦しめた悩みは・・。
産後2週間くらいしてから、右の内側にしこりがあることに気づいたんです。
え??何これ?こんなものあったっけ・・。いつから?
見つけてからはちょっとしたパニック状態です。
胸のしこりってやっぱり不安になるじゃないですか。
調べると、おっぱいが詰まってるから赤ちゃんに吸ってもらえば自然に治る.とか、冷やせばいい。とか、マッサージとか。
全部やりました。でも何日たっても一向にとれないしこり。
大きさは2cmくらいです。
もう不安で不安で・・。産後で情緒不安定なところもあって、ガンだったらどうしよう。せっかく母親になれたのに成長見れないの?なんて、めちゃくちゃネガティブになってました。
出産した病院で触診とエコーをとってもらうと間違いなく「のう胞」だと言われました。
乳管内部に水分がたまってできてしまうもの。
卵巣ホルモンの不均衡が原因とされている。
良性のものだから治療の必要はない。
自然になくなることもあるけど、そのままのこともある。
とのことでした。
でもやっぱりこんなものがあるのは気持ちのいいものじゃありません。
治療の必要はないけど、希望するなら針で刺して中の水分を吸いだす方法があるようです。
だけど、袋の中の水分を吸いだすわけなので、袋自体はなくなっていないからまた水分が溜まってしまう可能性もあるのです。
それに授乳中にその処置をして炎症を起こしてしまっては、授乳をストップすることになってしまうので、私はとりあえず放置しています。
授乳中にどうしてもとれないしこりは、のう胞の可能性もあります。
でも不安だったらやっぱり病院に行くのが1番です。
私は卒乳後に治らなければ、1度水を抜きに行く予定です。
乳腺炎
実は今まさに乳腺炎中なのですが・・。(ほとんど治りかけ)
乳腺炎は産後1.2ヶ月が多いようですが、私は離乳食が始まってからでした。
始まりは、石でも詰め込まれたかのようにガッチガチになった胸です。
胸の血管もミミズ腫れのように浮き出ています。
そして悪寒と関節痛が襲ってきます。
私はだいたい37.5度から38度くらいの熱がでます。
もう胸が痛くて、寝るのも上向いても右向いても左向いても痛い!下向きなんて絶対無理!な地獄の状態です。
授乳と搾乳を繰り返して、つまりがとれることがほとんどです。
でも今回はダメでした。
のう胞まわりの腫れがとれなくて、鏡で見てもボッコリ腫れてるのがわかるくらい。
腕をあげるだけでも痛くて、病院に行きました。
葛根湯と抗生物質をもらい飲んでいる最中です。
私の場合原因は、ほとんどがケーキやチョコレートを食べた時です。
授乳中に食べ過ぎないほうがいいもの。
- コーヒーなどカフェインを含んでいるもの
- 脂っこいもの
- 甘いもの
- 刺激の強いもの(辛いものとか)
- 乳製品
- お餅
↑ 全部好き~!!
食べたらダメではなくて、食べ過ぎなければいいんですよね。
授乳中ってめっちゃお腹すくのに、色々気にして食事しないといけないなんて本当に大変・・。
今思うこと
私は初めての育児だから、すべてを完璧に!母乳育児がいいというなら何がなんでも母乳で!!と意気込みすぎていたと思います。
実際、体や仕事の都合でどうしても母乳育児できない人だってたくさんいるし、現に私自身完ミ(完全ミルク)で育っていますが、何も問題なく成長できました。
母乳育児がいいのは確かなんだろうけど、頑張りすぎてストレスをためたりそのせいで育児が苦痛になっては逆効果ですよね。
授乳だけじゃなくて、子育ては神経質になりすぎず自分と赤ちゃんに合った方法で気楽にやっていくのが1番だなぁと今は思っています。
結局しこりの検査しました。
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